ぼく牧師 〜聖書研究・礼拝メッセージ、ときどき雑談〜

岐阜市の華陽教会にいる牧師個人のブログ

聖書研究メッセージ

『どうして隠すの?』 マルコによる福音書8:27〜9:1

聖書研究祈祷会 2019年6月5日 【イエスは何者か】 「人々は、わたしのことを何者だと言っているか?」……イエス様が、自分は他人にどう思われているかを聞くシーン。これを見ると、神の子であるキリストからも、一気に人間臭さを感じます。 イエス様も、周り…

『機嫌が悪いイエス様?』 マルコによる福音書7:24〜30

聖書研究祈祷会 2019年5月29日 【冷たい態度のイエス様】 イエス様が女性や子どもに対し、冷たい態度をとる。無視や拒絶の意志を見せる。そんな話、なかなか受け入れられません。 あらゆる所で悪霊を追い出し、病人を癒し、困っている人をたくさん助けてきた…

『そんなたとえじゃ分からない』 マルコによる福音書4:21〜34

聖書研究祈祷会 2019年5月15日 【説明のないたとえ】 何かを説明するためによく分からないたとえ話をされて、かえって混乱してしまう。たとえ話を用いることで、おかしな矛盾が生じてしまう。そんな場面に皆さんも遭遇したことがないでしょうか? 最近、近畿…

『父親のルールを破る?』 マルコによる福音書2:23〜28

聖書研究祈祷会 2019年5月8日 【ルールを破ってもいい?】 「腹を立ててはならない」「悪人に手向かってはならない」「だれかがあなたの右の頰を打つなら、左の頬をも向けなさい」「敵を愛しなさい」 イエス様が教えた新しい掟、キリスト者が守るべきルール…

『権威がない?』 マルコによる福音書2:21〜28

聖書研究祈祷会 2019年5月1日 【律法学者は権威がない?】 皆さんは、誰かがある人を「権威的だ」と表現したとき、その人に良いイメージを持つでしょうか? どちらかと言うと、悪いイメージを持つ方が多いんじゃないかと思います。 「権威」……他を支配し、服…

『ここにもあそこにもいない』 マタイによる福音書28:1〜10

聖書研究祈祷会 2019年4月24日 【信じられない証言】 キリストの復活って本当にあったんだろうか……そう思ったことがある人は、私だけではないでしょう。初めてこの話を聞く人はもちろん、長年信仰生活を送っている人も、一度か二度は疑いを持ったことがある…

『私から離れられると思うなよ』 ヨハネによる福音書15:1〜17

聖書研究祈祷会 2019年4月17日 【つながりが切れる】 自分だけ、誰かとつながりを切られてしまう。仲間外れにされてしまう。もういらないと捨てられてしまう。私たちはしばしば、つながりが切られることを恐れます。誰かとつながっていることを求めます。 ク…

『信仰によって酷い目に?』 ヘブライ人への手紙11:32〜40

聖書研究祈祷会 2019年4月10日 【信仰があれば何でもできる?】 ワード・オブ・フェイスって聞いたことありますか? 簡単に言えば、「信仰があれば何でもできる!」という信仰です。信仰があれば病気は治る、信仰があれば夢は叶う、信仰があれば経済的に豊か…

『この儀式に何の意味が?』 ヘブライ人への手紙9:15〜28

聖書研究祈祷会 2019年4月3日 【ありえない契約】 「血を流すことなしには罪の赦しはありえない」……なかなかおどろおどろしい表現です。赦されたいなら血を流す努力をしなさい。それ相応の代償を差し出しなさい。 この部分だけを切り取って聞けば、そう言わ…

『神様が苦しむ?』 ヘブライ人への手紙2:10〜18

聖書研究祈祷会 2019年3月20日 【この人に助けを求める?】 押しつぶされ、辱められ、傷つけられ、どうにも這い上がれないとき、私たちは神様に助けを求めます。自分のもとへ急いで駆けつけ、全力で脅威から守り、優しくこの身を癒してくれる誰かに来てほし…

『追い出しちゃダメでしょ?』 マタイによる福音書21:12〜17

聖書研究祈祷会 2019年3月13日 【追い出したら困る】 普段優しくて穏やかな人が、突然誰かを排除する、誰かを追い出す話なんて、皆さん聞きたいでしょうか? 信心深く思いやりのある人が、いきなり誰かの荷物をひっつかみ、めちゃくちゃにバラまいた挙句、そ…

『実は大丈夫じゃない』 マルコによる福音書2:13〜22

聖書研究祈祷会 2019年3月6日 【大丈夫じゃない選び方】 「スキャンダル」の語源を、皆さんはご存知でしょうか? もともとはギリシャ語のスカンダロンという言葉で、一般に「罠」とか「つまずき」とか訳される言葉です。聖書の中にも繰り返し登場します。「…

『舟に乗るとだいたい怖い目に遭う』 マタイによる福音書14:22〜36

聖書研究祈祷会 2019年2月19日 【嵐を呼ぶ男】 知り合いに「雨男」「雨女」がいる。あるいは、自分自身が行事に出ると、高確率で嵐を呼び寄せてしまう……という人がいるかもしれません。聖書の中にも何人か、「嵐を呼ぶ男」が出てきます。 こう言うと、映画の…

『休ませてくれよ!』 マタイによる福音書11:25〜30

聖書研究祈祷会 2019年2月13日 【休めない安息日】 休みがほしい……働きたくない……今日もそんな叫びが聞こえてきます。一週間、朝から晩まで働いて、定時退社なんて概念はなく、休みの日は容赦なく会議を入れられ、お客は遠慮なしにやって来る。丸一日休める…

『心に責められることがない?』 ヨハネの手紙一3:11〜24

聖書研究祈祷会 2019年2月6日 【兄弟と愛し合えない】 ヨハネの手紙で「互いに愛し合いなさい」という教えについて記した箇所……その中でも、ここでは特に「自分の兄弟を愛すること」が言われています。あなたにとっての「兄弟」、あなたにとって最も身近な者…

『それって健全?』 テトスへの手紙2:1〜15

聖書研究祈祷会 2019年1月30日 【侮られる宣教者】 誰にも侮られてはなりません、非難の余地があってはなりません、十分な権威を持って教えなさい……パウロがテトスに書き送ったとされるこの手紙を読んでいると、私はこう思わずにはいられません。どうもテト…

『私と一緒に苦しんで』 テモテへの手紙二1:1〜14

聖書研究祈祷会 2019年1月23日 【こんなこと言う?】 「神は、おくびょうの霊ではなく、力と愛と思慮分別の霊をわたしたちにくださったのです」……この言葉は、私にとってたいへん思い入れのある聖句です。なぜなら、私が牧師になるための按手を受けるとき、…

『資格ないんですけど?』 テモテへの手紙一3:1b〜13

聖書研究祈祷会 2019年1月16日 【そんな役職無理】 「監督は、非のうちどころがなく、一人の妻の夫であり、節制し、分別があり、礼儀正しく、客を親切にもてなし、よく教えることができなければなりません」……これを聞いて、「よし、私は監督とかいう奴にな…

『愛してほしいんだ』 ヨハネの手紙二1〜13

聖書研究祈祷会 2018年12月19日 【女性に宛てられた手紙?】 聖書の中で、ある特定の女性に向けて手紙が書かれているのは珍しいことです。「長老のわたしから、選ばれた婦人とその子たちへ」……手紙の冒頭に記された言葉を聞いて、多くの人はこう思ったはずで…

『わたしゃ知らん』 マタイによる福音書24:36〜44

聖書研究祈祷会 2018年12月12日 【気になるものは気になる】 アドヴェントの第一週目に入ったとき、「クリスマスまでの4週間はイエス様の誕生を祝う準備の期間ですが、ただそれだけの期間でもないのです」と話しました。この4週間は、クリスマスを待ち望む期…

『不幸の手紙?』 マタイによる福音書23:23〜28

聖書研究祈祷会 2018年12月5日 【怒涛の非難】 「律法学者たちとファリサイ派の人々、あなたたち偽善者は不幸だ」「ものの見えない案内人、あなたたちは不幸だ」……マタイによる福音書23章で繰り返される、律法学者とファリサイ派に対するイエス様の激しい批…

『絶対に認めるものか!』 ヨハネによる福音書7:25〜52

聖書研究祈祷会 2018年11月21日 【嫌われ者のイエス様】 こいつだけは絶対に認めてなるものか……そんなふうに何かと噛みつき、粗探しをしてしまう相手が、皆さんにはおられるでしょうか? 一度こう思った相手には、ちょっとしたことでも、揚げ足を取ってしま…

『わたしを食べろ(`・ω・´)』 ヨハネによる福音書6:30〜40

聖書研究祈祷会 2018年11月14日 【それってアンパンマン?】 今日の聖書研究祈祷会には、『わたしを食べろ(`・ω・´)』というタイトルをつけさせてもらいました。どうしてこのタイトルをつけたかと言えば、イエス様がこんなことをおっしゃっているからです。…

『いいとこ取りをさせよう』 ヨハネによる福音書4:27〜42

聖書研究祈祷会 2018年11月7日 【信徒の証って何?】 華陽教会では今度の日曜日、信徒立証礼拝が行われます。文字通り「信徒が証を立てる」礼拝なので、この日は牧師のメッセージではなく、信徒の証が語られます。証というのは、誰かに向かって自分の信仰を…

『ハロウィンvs宗教改革』 ヨハネによる福音書1:35〜51

聖書研究祈祷会 2018年10月31日 【ハロウィンと宗教改革】 「ハロウィンvs宗教改革」……週報でお知らせしていた今日の聖書研究祈祷会は、あまり穏やかじゃないタイトルでした。「ハロウィンなんて祝ってはいけません。あれは異教的習慣から始まったもので、キ…

『あなたの神は誰の神?』 歴代誌上11:1〜9

聖書研究祈祷会 2018年10月17日 【どうして同じ話が?】 どういうわけか、聖書の中には同じ出来事が2回も3回も繰り返し書いてあるところがあります。新約聖書では、マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネという4つの福音書が、それぞれイエス様の生涯を書いています…

『身もふたもない』 コヘレトの言葉9:1〜16

聖書研究祈祷会 2018年10月10日 【身もふたもない】 仮にも宗教の聖典である書物が、こんなことを語っていていいのか? 信仰を守ろうとする集団にとって都合の悪い言葉じゃないか? そんな内容がコヘレトの言葉には溢れています。特に9章は、私のようなキリ…

『できれば来て欲しくない時間』 コヘレトの言葉3:1〜15

聖書研究祈祷会 2018年10月3日 【行儀のよくない言葉】 なんという空しさ、なんという空しさ、すべては空しい……衝撃的な書き出しで始まるコヘレトの言葉は、意外と最近の若者の間で人気が出ている書物です。渋谷にいた頃、「聖書の中でどの書物が好きですか…

『質問の答えじゃありません』 ヨブ記38:39〜39:30

聖書研究祈祷会 2018年9月26日 【質問ガン無視の神様】 「なぜ何も悪いことをしていない私が、むしろ神様に従って正しく歩んできた私が、財産を失い、子どもを失い、健康な体も失って、理不尽な目に遭わされるのか?」「神様は私の祈りを聞いてくださらない…

『ジャイアン的神様?』 ヨブ記19:6〜27

聖書研究祈祷会 2018年9月19日 【世の中は公正だから?】 心理学ミュージアムというホームページに、こんな話が書いてありました。良いことは良い人に起き、悪いことは悪い人に起きる。頑張った人は報われ、頑張らなかった人は痛い目に遭う。悪いことをした…